2013年 04月 25日

東海道

新幹線に乗って名古屋を過ぎると、空気が変わる気がする。
言葉も、味も、変わる。
わたしは東海道を走りながら名古屋を通る頃になると
あ〜西に来た〜、と緩む。

東では緊張してるのか?? よくわかりませんが、
周囲が標準語でなくなるのは大きいのでしょう。
東北出身の友人は関西弁を聞くと、私と逆の反応を示す。

「全国アホ・バカ分布考」という本をすすめられて読んだのは、何年前だろう。
愛読書の一つ。「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組の企画に端を発した本だ。

東ではバカといい、西ではアホという ではどこでその線が引かれるの?

そんな素朴な疑問から、調査は拡がり、深まりして、この本となったそうだ。
まず番組調査員が東京を出発して、東海道を進みながら人々に
「バカ派? アホ派? どっち?」
と質問していく。
東京〜静岡あたりまでずっと「バカ」が続いたところで、名古屋に着く、すると
「タワケ」
に変化。 ここを読みながら、ガハハと笑っていたら、あれ?と気づいた。
故郷・大分でも「タワケ」を使うではないか!?
というか、使われていたではないか。
親友からよく「あんた、何、タワケたこと言いよるん」と。

東と西の間のどこかでシンプルに線が引けるだろう、と始まったこの調査は
延々と続き、やがて柳田邦男の「蝸牛考」に匹敵するものに発展。
この本は文庫化されて、新潮社から、ぶあつ〜い1冊が出ている。

明後日の土曜から西。 西に行くと元気が出るような ♪
神戸クレオールで初めて歌います。
ライヴハウスのある三宮の坂道が、なんだか「神戸」らしい。
と、九州モノは感じいります。
*クレオールは全面禁煙
http://www3.ocn.ne.jp/~creole/

# by hatano-mutsumi | 2013-04-25 22:22 | コンサート
2013年 04月 15日

おんなじやん

今日はナレーションの収録に出かけました。
5月放送分の「スペイン編」。

ナレーション収録時に注意すべき点が、
歌う時とまったく同じ癖をもっていることに、驚き、あきれる。
以前、シェイクスピアやダンの英詩の朗読をレッスンしてもらった時にも
同じことを指摘されたなあ。
文の終わりのピッチを下げてしまうことだ。

英詩の朗読では、楽譜のない歌を覚えていくような感覚で
英語のリズムやイントネーションを身体にいれた。
その時に、文の最後のピッチを上げることにえらく苦労した。
歌でも常に、フレーズの最後を押すことなく、かつ、のみこまないよう
気をつける必要がある。

それにしても、歌う前には
メロディや音階でのウオーミングアップはしないくせに、
ナレーションの前には、色々歌ってるんだな、これが。

歌ってる 新作 youtube はこちら。
リハーサル現場の臨場感あふれる響き。
音割れして、レトロ感もあふれてしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=nD68e33KfmM

# by hatano-mutsumi | 2013-04-15 20:46 | コンサート
2013年 04月 07日

つぶやきの現場

ツイッターで短い英文をさくっと訳す、というつぶやきをやっている。
ソースは、“英語名言”サイト。
元が英文であるだろうものに限ってピックアップしている。
サイトの中にはブッダからジョブスまである。
そのサイトから最近ひろっているのは、24日に歌う曲の詩人たちの言葉。
曲になった詩と違う顔を持つ一文を見つけると、なんだか楽しい。

スコットランドの農民詩人、ロバート・バーンズさん。
 There is no such uncertainty as a sure thing.
 絶対大丈夫なものほど 不安定なものはない

国民的な詩人として、現在もスコットランドで最も愛されている詩人。
チャーミングで奔放だったらしく、複数の女性との間にたくさんの子供を残し、
37歳で逝った。

ブリテンの歌曲集「子守歌のおまじない」は5曲すべて詩人が異なる。
バーンズによる「ハイランドの子守歌」では、誇り高いスコットランドのママが
子供をあやしながら歌う。
  ねんねんころり かわいい子
  ローランドを抜け イングランドから
  牛を奪っておいで
  
フォロワーの反応が多かったのはチャーチルの言葉でした。
 We are masters of the unsaid words, but salves of those we let slip out.
 私たちは口に出さなかった言葉の支配者だが 洩らした言葉の奴隷だ

皆さん、身に覚えがあるのでしょうか。
ふと口を滑らせてしまったばっかりに・・・という。

チャーチルが太い葉巻をくわえてつぶやく姿が目に浮かぶ、一言。
 
*公演詳細http://www.dowland.jp 
d0166890_20533742.jpg

# by hatano-mutsumi | 2013-04-07 22:37 | コンサート
2013年 04月 02日

新人です

明日、4月3日水曜日の夜、8:54から
BS−TBSの番組でナレーションをやってます。
チェックくださいね〜。

番組ホームページはこちら
◆ LIFE 世界と踊る ◆
http://w3.bs-tbs.co.jp/life/
_______________________________________

お知らせ:
4月10日「吉田隆子の世界」
6月18日「想いの届く日」 
チケット完売しました

# by hatano-mutsumi | 2013-04-02 09:24 | コンサート
2013年 03月 29日

あまのじゃく

この日本語を英語でなんというか?

真性アマノジャクである友人は、ニューヨークに引っ越す前に
自己紹介の必須用語として準備していた。

a contrary person

とか言ってたかなあ。
私は子供の頃、母から2日に1度は「へそ曲がり!」と叱られていた。
へそが90度くらいは曲がっているのでしょう。
何事も人があんまりいかない方に、好みが向く。
留学先がイギリスだったのも、当時としては相当へそ曲がりだった。
声楽家は普通、イタリアやドイツ方面に行くもんでした。

宮崎で学外の個人レッスンに通っていた頃、イギリスの歌曲に出会った。
ブリテンのパートナーだった名テノール、ピーター・ピアーズに習った方が
ちょうど宮崎に帰ってきたところだった。
メゾのために書かれた歌曲集「子守歌のおまじない」はその頃から歌っている。

しかし何事も驚きにつながるのが高橋悠治さんとのコラボ。
四半世紀以上歌ってるものも、知らない曲に感じられる。
リハーサルで音を出していると、
初めての風景、空間、色、温度に遭遇する。
なんなのでしょう???

おやー、今週はなんとブログ更新3回目!
理由。
目の前にやらなければならない事が山積みだからです〜。
ああ cotrary, contrary.....

# by hatano-mutsumi | 2013-03-29 20:26 | コンサート