2013年 11月 27日

11月29日のコンサートについて

CONCERTO DELLE DAME ご予約の皆様へ

誠に申し訳ありません、11月29日のコンサートは
私の体調不良により出演できなくなりました。
プログラムの一部が変更され、野々下由香里さん、鈴木美登里さんによる
二重唱と独唱、および器楽曲が演奏されます。
以下のダウランド・アンド・カンパニイのHPに変更内容の詳細があります。
http://www.dowland.jp
心よりお詫び申し上げます。

波多野睦美

# by hatano-mutsumi | 2013-11-27 13:34 | コンサート
2013年 10月 27日

フィガロ

来年3月に50歳になる。半世紀。
それを前にして初めて、ケルビーノをやることになった。
彼は10代半ばの色気たっぷりの少年です。

ボーマルシェによる「フィガロ3部作」は
「セヴィリアの理髪師」「フィガロの結婚」ときて「罪ある母」で終わる。
2作目「フィガロ」では伯爵夫人に憧れる少年としてケルビーノが描かれるが、
3作目「罪ある母」にはその二人の間にできた息子が登場する。
その間20年が経過したことになっている。

「恋とはどんなものかしら?」というタイトルで知られる小さなアリアは、
少年ケルビーノが憧れの伯爵夫人を前にして想いを歌うもの。

いわゆる「ズボン役」で最も知られるのがこのケルビーノだと思う。
「イドメネオ」の王子イダマンテのように
初演時にはカストラートが歌っていたものを現代ではメゾが演じる、というものではなく、
ケルビーノ初演は元々ソプラノだ。
女性が思春期の少年を男装して演じる上に、劇中では少年が女装するシーンもある。
シェイクスピアでもよくあるが、舞台で二重に性の転換が行われるのだ。
ケルビーノは移ろいやすい若さを湛えた、魅力ある年頃のキャラクター。
それに加えてこの転換を観客は楽しんだのかもしれない。

移ろい果てた若さに加え、更年期のお年頃で、この役に取り組むのもまた一興。
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11月22日(金)24日(日) 北とぴあ「フィガロの結婚」
                指揮:寺神戸亮
                スザンナ:ロベルタ・マメリ

# by hatano-mutsumi | 2013-10-27 14:11 | コンサート
2013年 10月 04日

ららら

5日土曜日の夜9時半から、NHKのEテレ(教育テレビのことなのですね)
「らららクラシック」に出演、
ヘンデルの「オンブラマイフ」を歌ってます。


♪サックスとピアノのトリオ「風ぐるま」公演は今週末♪

@大阪公演 10月5日(土)2:00pm/7:00pm開演(2回公演)
ドルチェ・アーティスト・サロン
全自由席 4,000円(当日は¥500UP)
ドルチェ楽器 大阪店 Tel:06-6377-1117 
                             
@東京公演 10月6日(日)5:00pm開演
アーティストサロン“Dolce”
全自由席 4,000円(当日は¥500UP)
ドルチェ楽器 東京店 Tel:03-5909-1771 
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# by hatano-mutsumi | 2013-10-04 09:00 | コンサート
2013年 09月 30日

旬のもので 12

むっちゃん、味噌汁の具は何が好き?
と聞かれて、
キャベツ
と答えたら「え、ええ〜〜っ?!」と驚かれたことがある。
春キャベツのお味噌汁なんてこたえられませんけど。甘めのお味噌で。
でもその彼にはあり得ない具材だったのでしょうね。

さてカボチャの旬はというと、夏。終わりました。
このお味噌汁も大好き。
そしてナスが美味しくなってきた昨今、先日あるところで
「焼きなすの味噌汁」レシピを見た!
こーれーは、やってみねばなるまい!

やはり旬は終わりましたが、先日知人より聞いた
「とうもろこしの味噌汁」
も良さげだ。
とうもろこしを輪切りにして、煮込む。
山形は鶴岡の郷土料理だそうです。
とうもろこしが、カニの風味に変身するらしい。おお。
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風ぐるま 2013
10月5日(土)大阪・梅田 14/19時 二回公演
10月6日(日)東京・新宿 17時
http://www.dowland.jp/Concertinformation2/10_5_6.html

# by hatano-mutsumi | 2013-09-30 19:34 | コンサート
2013年 09月 16日

舌先1寸

BS-TBS の番組「LIFE〜世界と踊る」でナレーションを始めてから
子音の発音に関していよいよ敏感にならざるを得なくなった。

コンサートホールで歌う際(つまり生音)の発音は、
いかにクリアであるか、言葉として客席に届けられるかがポイントだ。
クリアでない悪い発音は観客に聞こえない。
対して、マイクを通して発音するナレーションでは、
子音のありようが良くも悪くも「拡大」されてしまう。
発音だけでなく、声帯の状態も。

風邪をひいてノドが腫れていようが、咳がゴホゴホであろうが、鼻声であろうが
ステージで生音で歌うなら、声の核の部分をホール内に通せばいい。
声の芯が存在すれば、その他の部分はある意味「遠目」になってくれるわけだが、
逆にマイクを通してのナレーションでは、ハイヴィジョン画面と同じく
声の「肌理」の状態があばきだされる。
ひどい風邪ひきで演奏もしくは録音した修羅場は何度もくぐったが、
ナレーションでは経験なし・・・。うーん。嫌だろうなあ。
ノドの状態が悪い時はただでさえ落ち込むのに、
その自分の声をヘッドフォンで聞きながら、という作業は・・・きついだろうなあ。

アンサンブル・サモスココスは、日本語の詩を歌うことを
ひとつの柱としていく。
現在の練習では、ワークショップ形式で色んなメニューをこなしているところだ。
先月からは日本語の子音をメインにして行っているが、メンバーみな
苦手な発音ほど、口の中のどの部分を働かせてその発音を作っているかわかっていない。
サ行とタ行が鬼門の人が多いようだ。
「口のどこで発音されるか?」と問うと
「舌先と、歯の付け根」という答えが返るが、
それは多くの子音で用いられる共通部分。
舌のごくわずかな動きの違いで音は変化する。
音の変化が、言葉を紡いで行く。

来月歌う永瀬清子さんの詩は、色っぽいのだ。
彼女が80歳の時の作品らしい。
淡く、深い、艶っぽさ。
高橋悠治さんの音楽は、詩人自身がつぶやているかのようだ。
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<風ぐるま2013>

10月5日 大阪 14/19時開演
   6日 東京 17時開演
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# by hatano-mutsumi | 2013-09-16 12:53 | コンサート