カテゴリ:コンサート( 70 )


2012年 09月 08日

10時30分 開場!

「朝のコンサート」っていうから どれだけ早い時間から歌うのかと思ったら

と時々言われます。
確かに、早朝からお仕事をしてる方にとっては11時なんて既に
朝じゃないでしょうね・・・。
しかしコンサートをするには、楽器の搬入とか調律、照明あわせetc
なにかと準備が必要なのでございます。
共演者にも、スタッフの皆さんにも11時開演は“最早朝”という感じ。

朝の時間のコンサートだから「朝」の歌、とばかりもいかず、
好きな曲をチョイスすると、どうしても「夜」の歌がプログラムに混じる。
「ブラジル風バッハ」 ばら色の夕暮れ時
「オブリビオン〜忘却」 これは夜ふけ、青紫の空気。

今回はほかに、カルメンの「ハバネラ」やボサノヴァの「イパネマの娘」も
やってみる。
ハバネラやオブリビオンはフランス語だし、イパネマは英語で歌うのだから
ラテン・アメリカが海を越えたバージョンです。

<朝のコンサート> 10月10日 11時/14時 開演
 ギター:大萩康司 ハクジュホール
*詳細はダウランド・アンド・カンパニイのHPで

by hatano-mutsumi | 2012-09-08 22:52 | コンサート
2012年 08月 11日

月の沙漠

千葉の御宿には、王子と姫がらくだに乗った像があるそうだ。
詩人・加藤まさをが「月の沙漠」を書いた記念像。

ヒストリカル・ハープ奏者の西山まりえさんに、
日本の歌でやりたいものは?と聞いたとき
あがったのが「月の沙漠」だった。
この曲は「朝のコンサート」の観客からのリクエストでもあった。

シンプルな単語が並んでいるだけなのに、なんとなく怖い詩だ。

 沙漠 白い上着 甕 紐

らくだに乗った二人の白い上着はおそろい。
どこに行くのか。

大分の素晴らしい響きの教会で、バロックハープとコンサート。
100名の小さな会場です。

<9月30日 17時開演 バロックから日本の歌へ>

詳細はダウランド・アンド・カンパ二イのHPでどうぞ。

by hatano-mutsumi | 2012-08-11 10:34 | コンサート
2012年 06月 07日

ドビュッシーの季節

明日から2泊3日で札幌に行ってきます。
どさん娘のピアニスト、河野紘子さんの地元でのコンサート。
ライラックがまだ残ってるといいなあ。

来週は高橋悠治さんのピアノとドビュッシーを歌う。
この季節の色とリンクする作曲家だ。
グリーンからブルー、そして紫へというグラデーションが
ドビュッシーの音と重なる。

今回歌うのは「ビリティスの3つの歌」に加えて
ドビュッシー自身が詩を書いた「Nuits blanches」という2曲。
「白夜」と訳されているものがあるが、
悠治さんの訳では「眠れない夜」となっている。

ドビュッシーが女性にとって、どんなタイプの恋人だったか、
この2つの詩で十分にわかる。
・・・あまり爽やかではありません。
でも、好きですね!曲は。

このほか初演の曲もたくさん。珍しいアカペラの「子守歌」もあります。
ドビュッシーのアカペラの子守歌なんて、今回初めて知りました。
楽譜は出版されていないそうです。

後半はサティ、イギリスの作曲家クリストファー・ホッブスなど。
かなりクールなプログラム。

<ドビュッシー生誕150周年シリーズ 第2回>高橋悠治 with 波多野睦美
6月17日(日)神戸新聞松方ホール 15:00開演

by hatano-mutsumi | 2012-06-07 17:01 | コンサート
2012年 05月 10日

3列

トリプルハープと呼ばれるハープと一緒に、来月演奏する。
弦が3列に張られているので「トリプル」。
右手側で弾く列と、左手側で弾く列。
では真ん中の列は?
(答)弦と弦の間に指をくぐらせてはじく!
メタボ指になるわけにはいかないのだ。

あまのじゃくに拍車がかかってきた昨今。
先日はバリトン・サックスとピアノとで、パーセルをやりました。
来月はバロック・ハープと日本の歌をうたう。
ハーピストからのリクエストは「月の砂漠」です。

バロックのジャンルからは
ヘンデルの「Lascia ch'io pianga 私を泣かせて」など。
この曲、一体これまで何人にレッスンしたかわからないが
初めて歌うなあ。

<朝のコンサート> 6月5日(火)11時/14時 2回公演
 ハクジュホール
 共演:西山まりえ バロック・ハープ
*詳細はダウランド・アンド・カンパニイのHPで←

by hatano-mutsumi | 2012-05-10 20:23 | コンサート
2012年 04月 26日

マクシミーンよ

シュテファン・ゲオルゲという詩人の言葉を来月歌う。

シェーンベルク作曲 弦楽四重奏 第2番
3楽章と4楽章にドラマティック・ソプラノが加わるものです。

「連祷」「離脱」というこれらの詩は、16歳で病死した少年
マクシミーンをうたったもの。
少年は13歳の時に詩人と出会い、「ゲオルゲ結社」の一員となったのですが
3年に満たないうちに逝ってしまいました。

シェーンベルクの作品は初めて演奏します。
実際に4本の弦楽器の真ん中でリハーサルを行ってみて、
ストレートな強靱さというものを感じた。
にごりなく、突き抜けて、いつしか成層圏にまで行ってしまう感じ。
違う世界に運ばれることに迷いがない感じ、とも。

個人的には、この詩を5月に歌うのはいいなあと思う。
なにかに向かう季節ですもんね。
マクシミーンよ、永遠に。

<サンガクシャ・コンサート>5/20(日)14時開演 
 浜離宮朝日ホール
 共演:モルゴーア・クァルテット

by hatano-mutsumi | 2012-04-26 22:17 | コンサート
2012年 03月 23日

march 24

弥生も末となりました。ミモザが黄色くほころんでます。

あす24日は、
 ポリーヌ・ヴィアルドと「うた」
というコンサートに出演しています。
ポリーヌは19世紀の有名な音楽一家の女性で、
自身もオペラ歌手であり、作曲家であった人。
彼女には28歳で夭折した伝説的歌手の姉がありました。
 マリア・マリブラン(24.March.1808〜23.September.1836)
明日はマリブランの誕生日。
私も1つ年をとる日です。

以前ある方に誕生日の御祝いメールで
「こんな荒々しい季節に生まれたんだね」
といわれたことがありました。
春についてそんな風に思ったことがなかったので
「たしかにそうだなあ」と、感じ入ったのを覚えてます。
春になると日に日に咲く花を見つけて喜ぶのに忙しく、
天候の激しさには気がついてませんでした。

昨年の春ほど、咲く花に力をもらったことはなかった。
これからもひと雨ごとにうれしい日々です。

*コンサートの詳細はダウランド・アンド・カンパニイのHPで←

by hatano-mutsumi | 2012-03-23 10:43 | コンサート
2012年 03月 09日

11日

ハルモニア・アンサンブルx波多野睦美

 アメージンググレース    (イギリス賛美歌)
 甘い愛が呼んでいる     (ダウランド)
 行け水晶の涙よ
 おいで深い眠り
 主よ私の祈りを聞いてください(パーセル)
 サリーガーデン       (アイルランド民謡)
 それは恋人たち       (スウィングル)
 シェナンドー        (アメリカ民謡)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 京都の一月         (高橋悠治)
 天の女王よ 喜びませ    (ビクトリア)
 花冠を置いてください    (ピアサル)
 私の魂は          (プーランク)
 鳥籠            (高橋悠治)

19時開演 大江戸線・牛込神楽坂駅・徒歩1分 牛込箪笥区民ホール
 

by hatano-mutsumi | 2012-03-09 15:03 | コンサート
2012年 02月 28日

ハルモニア・アンサンブル

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このアンサンブルは平均年齢20歳半ばの、若いヴォーカル・グループだ。
彼らと一緒に歌おうと思い立ったのは昨年春で、
高橋悠治さんに新曲をお願いしたのが夏。

悠治さんが詩を選び、作曲が始まってからひと月後に
ホールの抽選でコンサートの日程が決まった。

詩は、
辻征夫による「鳥籠」
西脇順三郎の英詩による「京都の一月」。

新作のほか、ダウランド、パーセルなどを演奏します。
ダウランドの「Go crystal tears」を4声で演奏するのは初めてだ。
以前からずっとこの曲のアルト・パートを歌いたかった。

3月11日の19時から神楽坂の箪笥区民センターで。
下は「鳥籠」。



 なぜか
 からっぽのとりかごかかえて
 ののはてに
 たっていた

 このまっくらな
 のをよこぎって
 とてもわたしはひとりではかえれない
 こころぼそさにふるえて
 ののはてに
 たっていた

 まごしろうどの
 そのとき でした
 わたくしのとりかごが
 しずかにあかるくなったのは
 ほら
 わたあめ
 のような
 やわらかい
 まごしろうどのの ひとだまです

 わたくしは
 そなたのむごんに はげまされ
 ののはてから そろりと
 あゆみはじめたのでした
 ほのぼのと あかるい
 とりかごかかえて



ハルモニア・アンサンブル × 波多野睦美 ~高橋悠治を歌う~
2012年 3月11日 (日) 19:00
牛込箪笥区民ホール

一般 2,500円、 大学生以下 1,500円  自由席

チケット・お問合せ
ハルモニア・アンサンブル HP

by hatano-mutsumi | 2012-02-28 22:21 | コンサート
2012年 02月 07日

だるまさんがころんだ

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だるまさんがころんだっっ! 

という遊び。
小学生の頃よくやりました。
あれ大好きだったなぁ。

 だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ

これで10文字。
人が生まれてから死ぬまでを100行で歌うのが
「だるまさん千字文」
矢川澄子さんの戯れ歌が曲になってます。
 
初めて楽譜を見てから3年。
ぐっとくるところが増えてきた。

 だるまさんがころんだ
 だるまさんのこころに
 だるまさんのしらない
 だるまさんがめざめた
 だるまさんのあたまは
 だるまさんをせめたて
 だるまさんのからだは
 だるまさんにあらがう

だるまさん@中年期。
10年前は身体に叛乱される感覚などわかりませんでした。

しかしころんでも起き上がるのが、だるまさん♪

by hatano-mutsumi | 2012-02-07 19:40 | コンサート
2012年 01月 24日

蘇州夜曲

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雪の東京、みな下向きかげん。

旭川に行ったとき、つるつるの路面の上を
ハイヒール履いて自転車を飛ばすお姉さん達に度肝を抜かれました。
そのときのわたしといえば
 つるっ どん! すー
すべって・尻餅・そのまま数メーター移動。

さて、2/18に服部良一作品を3つ、初めて歌います。
「胸の振り子」は一昨日のライヴでやってみました。
高橋悠治さんのアレンジはカラリとしてごきげん。
銀座の柳の下の恋人同士が目に浮かぶ。

「別れのブルース」はどうなるのでしょう!?
淡谷のり子先生の歌で頭にすりこまれたこの曲、どうしましょうね。
楽しみです。

<猫の歌>

波多野睦美[歌]高橋悠治[ピアノ]斎藤祥子[打楽器]

2012年 2月18日 (土) 14:00開演 トッパンホール

チケット・お問合せ
コンサートイマジン   03-3235-3777

チケット
トッパンホールチケットセンター   03-5840-2222
チケットぴあ   0570-02-9999  (Pコード150-312)
東京文化会館チケットサービス   03-5685-0650
イープラス 

by hatano-mutsumi | 2012-01-24 16:14 | コンサート