2013年 02月 17日

猫とのアリア

(注:自慢話、入ってます)

動物の音楽に対する反応は個体差があって面白い。
知人の飼っていた犬2匹、
一匹はクラシック系が流れるとスピーカーの前に座りこみ、
ヘビメタだと逃げていた。
もう一匹は何が流れようが全く感知せず。

逆にロックが好きな犬もいた。

また、あるお宅にコンサートのためうかがった際のこと、
リハーサルを始めるや、庭の犬が一緒に歌い出した。
それがやまないので、開演中その子は他所に連れていかれることに。

わたしって、オルフェウスかい?! 
と最もいい気にさせてくれたのは、友人の家のペルシャ猫。

リハーサルをしていると、
その子は部屋にするりとあらわれて、私のすぐそばまで寄ってきた。
そして隣にあった楽器のふたの上に静かに飛び乗った。
段々と身体を倒し、寝そべると、前足を組んだところにあごをのせ、
聴いている。

その間じーーっとこちらを見つめたままなので、
わたしも目線をはずせないまま、1曲アリアを歌いました。
あまりにも猫の様子がおかしいので、終わってしばしの我慢の後
吹き出してしまった。
その子は気を悪くしたように、シュッと去っていきました。

猫と見つめ合って歌ったのは、チェスティのロマンティックなアリア
 Intorno all'Idol mio 愛しいひとのまわりに

あの4分間、愛が芽生えていたな。確かに。

by hatano-mutsumi | 2013-02-17 21:48 | コンサート


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