2012年 02月 28日

ハルモニア・アンサンブル

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このアンサンブルは平均年齢20歳半ばの、若いヴォーカル・グループだ。
彼らと一緒に歌おうと思い立ったのは昨年春で、
高橋悠治さんに新曲をお願いしたのが夏。

悠治さんが詩を選び、作曲が始まってからひと月後に
ホールの抽選でコンサートの日程が決まった。

詩は、
辻征夫による「鳥籠」
西脇順三郎の英詩による「京都の一月」。

新作のほか、ダウランド、パーセルなどを演奏します。
ダウランドの「Go crystal tears」を4声で演奏するのは初めてだ。
以前からずっとこの曲のアルト・パートを歌いたかった。

3月11日の19時から神楽坂の箪笥区民センターで。
下は「鳥籠」。



 なぜか
 からっぽのとりかごかかえて
 ののはてに
 たっていた

 このまっくらな
 のをよこぎって
 とてもわたしはひとりではかえれない
 こころぼそさにふるえて
 ののはてに
 たっていた

 まごしろうどの
 そのとき でした
 わたくしのとりかごが
 しずかにあかるくなったのは
 ほら
 わたあめ
 のような
 やわらかい
 まごしろうどのの ひとだまです

 わたくしは
 そなたのむごんに はげまされ
 ののはてから そろりと
 あゆみはじめたのでした
 ほのぼのと あかるい
 とりかごかかえて



ハルモニア・アンサンブル × 波多野睦美 ~高橋悠治を歌う~
2012年 3月11日 (日) 19:00
牛込箪笥区民ホール

一般 2,500円、 大学生以下 1,500円  自由席

チケット・お問合せ
ハルモニア・アンサンブル HP

by hatano-mutsumi | 2012-02-28 22:21 | コンサート


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