2011年 05月 05日

がっつりと

先週あたまから風邪をこじらせています。

まず喉に「ん?」という、ごく小さな違和感を覚えて、
それがだんだんと、炭が熾るように赤く、広がっていく。
焼鳥屋のカウンターで眺める炭はうれしいが、この場合は辛い。
声帯の付近まで火事がじわじわと降りていく感じは、恐怖以外のなにものでもない。
脳裏に展開するのは、内視鏡で見る喉の内部。
「あ、ただいま咽頭から喉頭まで炎症が進みました!降りてます!下がってます!」


そうして見事に風邪につかまると、
鼻声になり、痰がのどにからみ、咳で声帯が揉まれる。
ふがふが、ぎょろぎょろ、げほげほ(日本語の擬音てやっぱりすごい)
こうなると本当に落ち込む。
咳がおさまり、痰がすっきりし、鼻腔の最後の炎症が抜けて、声が元にもどるまで
「役立たずなわたし」
というレッテルを自分に貼ってしまう。
高熱だけの風邪なら落ち込んだりしないのだが、大抵は喉からひくので
気持ちにダメージがくるのです。
友人の歌手も全く同じことを言っていたなあ。

風邪が通り過ぎたら、大阪と東京でコンサートです。
リュートソングからシューベルト、「アルフォンシーナと海」まで歌う
盛りだくさんの一晩。
収益の一部が寄付となるチャリティ・コンサートです。
ぜひお出かけください!

*コンサートの詳細はダウランド・アンド・カンパニイのHPでどうぞ←

by hatano-mutsumi | 2011-05-05 18:39 | エッセイ


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