2011年 01月 07日

2011

明けましておめでとうございます
2011年が皆さまにとって素晴らしい年となりますように!

どんなお正月をお過ごしでしたか?
年頭ともなると
「今年はどんな生活になるかな」「こういう事を生活に取り入れてみようか」
など思いを馳せたりいたします。

生活の中の改めたい様々もさることながら、
お正月からパーセルの事を考えていました。

17世紀に人生を送ったパーセルはどういう生活をしていたのか??
その姿は現在周囲にいる「超多忙」の人々の日常と重なります。
演奏し、作曲・編曲し、学校で教え、プロジェクトを企画し、人の面倒を見る・・・etc。

パーセルは20歳頃からロンドンの主要な音楽ポストを歴任し始めました。
その働きぶりはすごかった。
王室の行事があれば作曲・演奏し、教会でオルガンを弾き、聖歌隊で歌い、
そしてロンドン市民の愛好する芝居のための音楽を作り、リハーサルし、公演し・・etc。
ポストを歴任していたということは、その才能の証明であるとともに
いっぱい働かないと食べていけないくらいに、王室その他からの払いが渋かった
という事実があるようです。
その頃のイギリスはいわゆる「戦後の復興期」に近く、
世の中は開放的になり勢いがあるけれど、国庫にお金はまったくない、という状況。
パーセルの残した手紙に「お願いですから支払いしてください!」と頼んでいるものがあります。

10代から働いて働いて、30代半ばまで一気に駆け抜けた男は、
では、仕事ばかりして 生活や人生を楽しむ暇はなかったか?

相当に楽しんでいたと感じます。
彼の曲を歌うたびにそう思う。
常に「現場」の活気を感じるからです。

「ソリチュード」ツアー・プログラムは全曲パーセルの歌です。
パーセルの生活感・生命力に会いに、どうぞいらしてください。

*コンサートの詳細は ダウランドアンドカンパニイのHPで←

by hatano-mutsumi | 2011-01-07 13:58 | エッセイ


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